Oリング等とは?その種類と特徴について
こんにちは、皆さん。今日は、Oリング等という便利な部品についてご紹介したいと思います。Oリング等とは、断面がOの形をした環状のゴム製品で、主に流体(液体・気体・プラズマ)を密封するためのシールとして使用される部品の総称です。Oリング等には、Oリングのほかにも、Dリング、Xリング、Vリング、Uリングなど、さまざまな形状や機能のものがあります。Oリング等は、自動車や航空機、油空圧機器、液晶や半導体の製造装置など、あらゆる産業において、世界で最も広く使用されているシールとして活躍しています。
Oリング等の種類と特徴は以下の通りです:
Oリング:Oリングは、最も基本的で一般的なOリング等の種類です。Oリングは、溝に装着されたときに、ゴムの反発力(ゴム弾性)によって対象物を密封するシールです。Oリングは、単純な形状でありながら、省スペースで効果的な性能を発揮することができます。Oリングの材質やサイズは、用途や条件に応じて選ぶことができます。Oリングの選定や設計、検査などに関する技術資料は、こちらをご覧ください。
Dリング:Dリングは、Oリングの断面をDの形にしたOリング等の種類です。Dリングは、Oリングと同じように、溝に装着されたときに、ゴムの反発力によって対象物を密封するシールです。Dリングは、Oリングに比べて、溝の壁面との接触面積が大きく、ねじれや変形が少ないという特徴があります。Dリングは、高圧や高速の用途に適しています。Dリングの寸法表は、こちらをご覧ください。
Xリング:Xリングは、Oリングの断面をXの形にしたOリング等の種類です。Xリングは、Oリングと同じように、溝に装着されたときに、ゴムの反発力によって対象物を密封するシールです。Xリングは、Oリングに比べて、溝の壁面との接触面積が小さく、摩擦抵抗が低いという特徴があります。Xリングは、回転や往復運動の用途に適しています。Xリングの寸法表は、こちらをご覧ください。
Vリング:Vリングは、Oリングの断面をVの形にしたOリング等の種類です。Vリングは、Oリングとは異なり、溝に装着されるのではなく、軸に巻き付けて使用するシールです。Vリングは、軸の回転に伴って、自らが回転し、対象物に密着することで、密封効果を発揮します。Vリングは、軸の径や溝の寸法にあまり影響されないという特徴があります。Vリングは、軸の偏芯や振動の用途に適しています。Vリングの選定や使用方法は、こちらをご覧ください。
Uリング:Uリングは、Oリングの断面をUの形にしたOリング等の種類です。Uリングは、Oリングと同じように、溝に装着されたときに、ゴムの反発力によって対象物を密封するシールです。Uリングは、Oリングに比べて、溝の壁面との接触面積が大きく、耐摩耗性が高いという特徴があります。Uリングは、高圧や高速の用途に適しています。Uリングの選定や使用方法は、[こちら]をご覧ください。
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